キャバクラの「体入荒らし」って何?徹底解説します!

あっかんべーをしながらピースをするキャバ嬢
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キャバクラの「体入荒らし」って何?

人差し指を立てるドレスの女性

キャバクラの業界には、独特の言葉やルールが数多く存在します。その中でも、まれに耳にする「体入荒らし」という言葉があります。これは一体何を指すのでしょうか?この記事で詳しく解説していきます!

また、「体入荒らし」に見られない体験入店時のマナーについても触れていきますので、ご自身の行動を見つめ直す機会にしてください。

体入荒らしの定義とは?

「体入荒らし」とは、キャバクラ業界では一般的な「体験入店」の制度を利用して、短期間で多くの店舗を渡り歩くキャバ嬢のことを指します。目的は、体験入店の特典として設定された高時給を短期で稼ぐことを目的としています。

「体入荒らし」は、こんな会話で使われる

スタッフA

さっき、体入で面接に来た子は何で不採用だったんですか?

店長

あの子「体入荒らし」だったらしいから、少し会話して不採用にしたよ。

A店スタッフ

そちらに〇〇という源氏名の子が体入に行ってませんか?実は数日前にうちで体入してから音信不通になってしまったんですよ。

B店スタッフ

その子ならうちでも体入しましたよ。入店する気がなさそうだったので、もしかしたら「体入荒らし」かもしれないですね。

「体入荒らし」は、こういった会話で使われることが一般的です。

体入だけ繰り返しどの店にも在籍しないキャストはお店にとってはデメリットでしかないので、関連スタッフへの周知や注意喚起のために区別をしているのです。

例えば、名前や源氏名に電話番号・外見の特徴をリスト化し対策するお店が多いです。

体入荒らしが起こる背景と理由

体入荒らしの背景には、キャバクラの業界特有のシステムがあります。

キャバクラ店はキャスト集めに余念がありません。キャスト候補の女性にお店を知ってもらうために、様々な手段を講じています。

その手段のひとつとして、体験入店時の時給を高額に設定することは一般的な手段なのですが、これが体入荒らしを生み出す要因とも考えられます。

体入荒らしは、このシステムを逆手に取り、在籍はしたくないけど手っ取り早く高時給を得るために、短期間で複数の店舗で体入を繰り返すのです。

店舗の思いとは全く異なる結果が生まれてしまうため、体入荒らしは店舗側から毛嫌いされるのです。

体入荒らしの特徴と見分け方

体入荒らしは、短期間に同じエリアにある複数の店舗で体験入店だけを行う人なので、面接時や体入時の働き方に特徴があります。

よくある体入荒らしの特徴

  • 面接当日に体入できないと面接に来ない
  • 体入した日に全額日払いできるかしつこく確認する
  • スタッフと連絡先の交換を拒否する
  • キャバクラ勤務の経験はあると言うが長く在籍した店舗がない
  • 面接官の質問を適当に受け流す
  • 給与システムや在籍キャストに対する質問に具体性がない

このように体入荒らしは、在籍する意欲がないため、真面目にお店を探している人とは異なる行動が見られます。

注意深くスタッフとの会話や態度を観察することで、その傾向を掴むことができます。

働き方にも特徴が現れ、採用される気がないので不採用と判断されてもおかしくないような行動を取ります。

スタッフとの会話を避けたり、接客も疎かにするので席の雰囲気まで悪くなってしまいます。

このように、採用されるために努力をする姿勢が見られないといったことが体入荒らしを見分けるポイントになります。

体入荒らしによる店舗への影響

続いて、体入荒らしによる店舗への影響を解説します。

前述したように、体入荒らしは体入時給だけもらって本入店しないので、店舗にとっては経済的な損失です。未来のキャストの為に講じた手段が無駄になるだけでなく、渡るべき人に渡せないという機会損失にも繋がります。

また、体入荒らしは、スタッフや他のキャストへの接し方も悪く、連携を取ろうとしないので、悪影響を及ぼします。

結果、接客の質も悪化しお客様へのサービス品質の低下も懸念されます

ブラックリスト入り?体入荒らしの末路

体入荒らしは、まず身バレしにくい地域をターゲットにします。特に新しいお店が増え、募集が増えたタイミングを見計らっています。

始めの数店舗は上手くいきますが、次第に情報が近隣店舗の間で共有され、ブラックリスト入りすることになります。

実際に名簿のような物があるかは定かではありませんが、お店側としては不要なキャストとの接触を避けることになるので、当然の行為ですよね。

キャバクラ業界は横の繋がりは意外と強く、このような情報は回りやすいのです。互いに価値のある情報を交換し合うことで、リスクを回避しているわけです。

リストに登録されると、応募した段階で不採用や、募集を締め切ったなどと、あしらわれてしまうでしょう。

そして、本当に働きたいと思っても過去の履歴から働き口が見つけられずに、別の街で探し始めるハメになる。

これが体入荒らしの末路なのです。

在籍キャストが体入荒らし化する

街中に立つドレスの女性

まれに、特定の店舗に在籍しているキャストが体入荒らしをすることがあります。

特に成績が良くない売れないキャバ嬢に見られる行為です。

キャバクラはお酒を飲む場で、体力的にも精神的にもなかなかハードな現場です。横柄なお客様の対応、キャスト同士のいざこざ、スタッフとの確執など、人間関係が上手くいかないことを何かのせいにして、不貞腐れてしまうキャストがいます。

そんな機嫌を損ねたキャストは、休みの日に別の店に体験入店に訪れます。

移籍するお店を探すことが口実ですが、実際には自身の時給よりも体入時給の方が高いということを知っているので、体入荒らしに走ってしまうことがあります。

ただし、やり過ぎると「お宅のキャストがうちに何度も体験に来てる」と情報が周り、結果的にお店をクビになってしまうこともあります。

誠意を欠く行為なので、当然の結果ですが、自店だけでなく他店にも情報が周ってしまい、結果的にその街で働くこと自体ができなくなってしまう。

体入荒らしはキャスト自身を自滅に追い込む残念な行為と言えるでしょう。

キャバクラの体験入店で体入荒らしと間違われないための注意点

面接風景

体入荒らしは、はじめから荒らそうと思って行動はしていないものです。一度、味を占めて繰り返す結果、体入荒らしとみなされてしまうのです。

したがって、体入荒らしとみなされてしまう行為は避ける必要があるので、これからお店を探そうという方は意識して行動すると良いでしょう。

また、これまでの行動から体入荒らしと思われているかも?と感じた方は行動を改めると良いでしょう。

体験入店時のマナーと態度

体験入店の際には、まず挨拶や受け答えをきちんとすることが大切です。

そして、スタッフから指示やアドバイスを受けた際には、感謝の気持ちを忘れずに誠意ある行動をしましょう。自分の意見や要望もしっかり伝えることで、相互の理解が深まります。

在籍しているキャストにも「体験入店に来た〇〇と言います。今日はよろしくお願いします。」と丁寧に挨拶をし、接客中も敬意をもって接していくのがポイントです。

面接官は同席したキャストに体入した子の印象を当然のように聞いています。そこで「入店する気が見られない」といった評価を受けてしまわないように意識することが大事です。

体入後の面接官とのやり取り

体験入店後は、機会をくれたことへの感謝を伝え、採用してもらえる働きが出来たか、見込みはあるか、といったお店からの評価をもらうようにしましょう。

そして、いつまでに働くお店を決めるのか、他にどこのお店で体験入店する予定なのかといった具体的な情報を共有し、本入店を決めるまでの猶予をもらうようにしましょう。

包み隠さず情報を共有することで、相手にも信用してもらえることでしょう。

適切な体験入店の回数と期間

体験入店というシステムは、どのキャバクラ店でも取り入れている採用システムです。

そのため、体験に来たキャストが他にも数店舗で体験をしている、もしくはする予定であるということは面接官からすれば想定内の出来事です。

ですが、あまりにも多くの店舗を回っている、何度も体験に来るといった行為は避けるべきでしょう。

お店から曜日を変え、また体験に来て欲しいといったオファーがない限りは、連続して体験入店を行うのは控えましょう。

理想としては、1〜2軒の店舗を選び、1週間以上の間隔をあけて再度の体験を避けるのがベストです。

何回目から体入荒らしにみなされる?

結論から言うと、回数の問題ではありません。

まれにヘルプ要因として週末だけ働いているようなキャストもいますが、そういった方は、お店と合意の元、体験入店扱いで働いています。

何回目から体入荒らしになる?といった質問を耳にしますが回数などの問題ではなく、お店の好意を無下にする姿勢が問題になるのです。

まとめ:キャバクラで本気で働きたい意志をアピールする

OKのハンドサイトしているドレスの女性

もし、あなたが「体入荒らし」に見られていないか?心配なのであれば、ご自身の行動を振り返ると良いでしょう。

自分の強みや経験、そして働く意欲をしっかり伝えることが大切です。具体的な目標や計画を持ち、それを店舗側に伝えることで、意欲や熱意をアピールすることができます。

そのうえで、慎重にお店を選びたいので体験入店を何度も利用しているとしっかり伝えておくのがベストです。

初めてキャバクラで体入をする人はぜひ以下の記事も参考にしてください。

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